関税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.02 08:41
米国が韓国をはじめとする5カ国を相手に特定鉄鋼製品に反ダンピング関税を課すと明らかにし、通商圧力を継続している。韓国の鉄鋼製品に対する高率の追加関税を免除すると発表した翌日だ。
1日(現地時間)のロイター通信などによると、米国際貿易委員会(USITC)は韓国と英国、イタリア、スペイン、トルコなどから輸入する炭素・合金鋼線材(carbon and alloy steel wire rod)製品が米国の鉄鋼業界に実質的な被害を与えているとして5年間に最大147.63%の関税を課す最終判定を出した。米商務省の反ダンピング調査の結果をそのまま認めたのだ。線材はクギから自動車素材にまでさまざまな製品に使用される鉄鋼材。
英国に最も高い147.63%の関税を、韓国には2番目に高い41.1%の関税を賦課することにした。スペインには11.08-32.64%、イタリアには12.41-18.89%、トルコには4.74-7.94%の反ダンピング関税が課される。