電力・鉄鋼・食料生産増やせ…北朝鮮の新年の辞に込められた「足下の火」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.02 09:28
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日に発表した新年の辞は北朝鮮が現在置かれている状況を見せる鏡だ。北朝鮮の政権が力点としている事業と方向を提示するためだ。
金正恩はこの日「今年の重点課題は人民経済の自立性と主体性を強化し、人民生活を改善・向上させること」と明らかにした。節約と新たな生産方式を発掘し生産を増やさなければならないというのが骨子だ。国家情報院傘下の国家安保戦略研究院は「2018新年の辞特徴分析」で、「昨年の核・経済並進路線のうち核武力完成を宣言した北朝鮮が新年の辞を通じて経済建設路線に傍点を置くことを強調した。核武力建設の成果の土台の上で社会主義経済強国建設と人民生活向上に総集中することを表明したもの」と分析した。