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【社説】トランプ-ティラーソンの北核を巡る行き違い…あらゆる場合を想定して備えを

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.03 13:54
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北朝鮮に対する米国政府のナンバー1、2の交錯したメッセージが紛らわしい。北朝鮮との対話意志を明らかにしたレックス・ティラーソン米国務長官の発言をドナルド・トランプ大統領が一日で撤回したのだ。トランプは一昨日、ツイッターを通じて「ティラーソンに小さなロケットマン(金正恩)との交渉のために時間を無駄にしていると話した」と伝えた。トランプはまた「レックスよ、力を温存しておけ。我々はやるべきことをする」と言ったという。対話を通した北核解決法に極めて懐疑的な見解を示したのだ。

これはティラーソンが先月末に中国を訪問して習近平国家主席に会った後、「北朝鮮との間に2~3の疎通ラインのを開いている。対話は可能で、対話をする」と、米朝間の水面下接触を示唆したものを正面から覆してしまった。韓国としては米国の真意がどこにあるのか、混乱しないわけにはいかない。中心を捉えて北核事態をリードするべき米国自らが筋道をつかめていないのではないかという懸念が頭をもたげる。トランプ発言の波紋は大きい。「これが大統領と国務長官との疎通のやり方か」という批判が米国内外から出る一方、ティラーソンが公開的に恥をかいたという点でティラーソンの辞任説が囁かれたりもする。

 
ただし、我々が注目するべきことはトランプ発言に含まれている含意だ。彼は追加ツイートで「ロケットマンに優しくしてやったが、25年間何の効果もなかったのに、なぜ今うまくいくというのか。クリントンもブッシュもオバマも失敗した。私は失敗しない」とコメントした。米政府が過去に北朝鮮との交渉に時間だけを浪費した前轍を踏まないという意志の表れだ。対話そのものには反対しないが、それだけにこだわる愚を犯すようなことしないということだ。同時に「やるべきこと」を強調して軍事的オプションをはじめとして想像の余地を多く残した。北朝鮮には対話したいならしっかりと誠意を見せろと圧迫を加えているように取れる。また、中国には誤った信号を与えることを遮断しようとしているように解釈できる。せっかく米国と歩調を合わせて北朝鮮に対する圧迫を加えている中国に、まだ制裁の手を緩める時ではないといった点をはっきりさせたものだ。

韓国としては、今後北核状況がさまざまな場合に展開する可能性があるとの判断下で、万全の準備を整えていかねばならない。まず、米朝対話の推移を鋭意注視しなければならない。米国が北朝鮮の核保有を事実上黙認し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成だけ防ぐラインで妥協が成立しては困る。これは米国が自国に対する脅威だけ取り除き、韓国の枕元の北核はそのままという結果を生むためだ。特に、韓国だけを外して米朝と露朝、米中接触がこのところ活発に行われている状況では、米国との共助強化によって「コリアパッシング」現象を防がなければならない。韓国と米国の戦略的目標を一致させるための努力が切実に求められる。また、北朝鮮の今月の挑発の動きに対する警戒態勢に少しの隙も許してはいけない。戦争は食い止めなければならないが、武力衝突など最悪のシナリオに対する備えの態勢は百回強調してもやり過ぎではない。

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