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ビットコインで麻薬購入、韓国で初めて摘発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.18 10:05
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インターネットの仮想通貨「ビットコイン」を利用した麻薬取り引き犯罪が韓国で初めて摘発された。2009年に登場したビットコインは取り引き時の匿名性が保障されインターネット賭博や麻薬など違法な取り引きに悪用されるという指摘が多い。

ソウル中央地検は17日、インターネット麻薬・武器取り引きサイト「シルクロード」でビットコインを使って大麻15万ウォン相当を購入し韓国に密輸した容疑(麻薬類管理法違反)で韓国籍の留学生を捜査していると17日明らかにした。留学生は日本に滞在していた先月に同サイトで大麻を購入し韓国に配送させたという。

 
留学生は検察の取り調べで、「好奇心でやった。オンライン決済サービスのペイパルを通じてビットコインをチャージして使った」と述べた。検察は留学生からサンプルを採取し麻薬鑑定を依頼した。

検察は1月に同サイトにアクセスし、オランダで取り引きされている「エクスタシー」126錠を購入して韓国に持ち込んだ容疑で米国籍の英語講師氏を在宅で起訴した。講師はビットコイン0.6764BTC(約480ドル)で代金を決済した後、国際郵便で韓国に密輸した。検察関係者は「ビットコインで麻薬類を購入し持ち込む事件が少なくないという情報提供がある。(ビットコインは)通貨価値が高く相場が高いので小口取り引きよりも大口の取り引きに使われる」と説明した。

一方、米国では1月にビットコインを取り引きする企業の最高経営者が100万ドル相当の麻薬を取り引きし検察に逮捕されている。



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