世界「トップ5」をインドに渡した韓国の自動車産業、「コスパは良いがブランド戦略がない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.10 09:08
研究開発に韓国メーカーが相対的に緩かったという指摘も続いた。2013年に日本の安倍政権が量的緩和政策を実施して以来日本の自動車メーカーは為替効果で得た収益を大挙研究開発に投じた。昨年日本の自動車メーカー7社の研究開発投資は2兆8120億円で過去最高を記録した。
問題は日本の自動車メーカーが注力する中型・準中型セダンなどが韓国と重なるという点だ。ソウル大学経営学科のチュ・ウジン教授は、「日本の研究開発投資がシェア拡大につながった」と説明する。例えば欧州市場で韓国車のシェアが5.9%と停滞する間に、日本は14.8%で初めて米国の14.0%を抜きシェア1位に上った。