「ビラ争い」で1カ月無駄に…南北梗塞、長期化憂慮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.30 11:06
高官級会談に合意した南北が、前哨戦で過度な神経戦を繰り広げた。30日板門店(パンムンジョム)で高官級協議を持とうという韓国側の提案に、北朝鮮は対北朝鮮ビラ散布問題を前面に出して圧迫してきた。これに対し韓国政府は「不当な要求まで受け入れることはできない」(29日統一部報道官論評)という立場を明らかにしてついに接点を見出すことができなかった。
4日の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)北朝鮮軍総政治局長の仁川(インチョン)訪問後、行き詰っていた南北関係が転機を迎えたかのように見えたが結局は対北朝鮮ビラが問題になって再び薫風以前に戻っている。