韓国の金融会社、カードのノウハウをインドネシアに輸出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.15 13:32
BCカードがインドネシアにクレジットカード決済システムを輸出する。韓国の金融会社としては初めてだ。BCカードは14日、徐俊熙(ソ・ジュンヒ)社長が12日にインドネシア・ジャカルタを訪問し、マンディリ銀行のブディ頭取とクレジットカードプロセッシング合弁会社設立で了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。マンディリ銀行はインドネシア政府が60%の株式を保有するインドネシア最大の銀行だ。
合弁会社はインドネシアでクレジットカード決済システムをまるごと構築する作業を行う。クレジットカード買い入れシステム構築、加盟店拡大、端末供給、マーケティングプラットフォーム提供などだ。現在インドネシア国内のカード発行数は1億2600万枚と推定される。このうちチェックカードとデビットカードが8500万枚と大部分を占める。クレジットカードは1500万枚で全体の10%水準にとどまっている。ビザやマスターなど大手カード会社の海外決済網に依存しており消費者と加盟店が負担する手数料が高いためだ。