「普及型・低価格スマートフォン」、ますます市場拡大=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.22 17:02
サムスン電子は「ギャラクシー」という名前をそのまま使いながらもギャラクシーグランド2、ギャラクシーアドバンス、ギャラクシーWなどの普及型モデルをリリースしている。ギャラクシーアドバンスの場合、4.7インチ型(118.3ミリ)画面にひと目で入ってくる大きな「イージーモード」を支援してスマートフォンを初めて使う消費者も簡単に扱える。LG電子もやはり20万ウォン台のFシリーズ、Lシリーズに続き、18日にG3の普及型であるG3ビートを49万ウォン台で出した。G3ビートはG3のデザインと核心機能をそのまままねてきたが5インチ画面に800万画素の後面カメラ、セルフカメラを撮る際に、こぶしを作ると3秒後に自動撮影される「ジェスチャーショット」などカメラ機能を強化した。
LG電子モバイルコミュニケーション(MC)部門の関係者は「中国が低価格フォンを前面に出して下から上へと上がってくるならば、私たちは上から下へと降りて行く戦略」と話した。彼は「私たちはグローバル企業なだから、全世界の80%に肉迫する普及型・中低価格市場を掌握しなければならない」と強調した。ただしプレミアムフォンの場合、単位当たりの営業利益が高くて企業のイメージと直結するだけに依然としてマーケティングの中心に据えるしかない。