【噴水台】もう少しこらえば良かったのでは?…オリンピック中なのに=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.20 15:46
「どうせ後になって騒ぐのだから、数日だけこらえれば良かったのに。ソチ冬季オリンピックが終わるまで」。
派閥主義と不条理疑惑を受けている大韓スケート競技連盟を調べることには賛成する。それで韓国の有望株の翼がこれ以上折れることないように、さらに高く、さらに遠く出られるように支援する組織に生まれ変わることを願う。このような論議が今ごろ大きくなったのはちょっと遅い感もある。
しかし朴槿恵(パク・クネ)大統領が「アン・ヒョンス選手問題が体育界の底辺の不条理と構造的乱脈の様相によるものではないか」と発言し、さらに文化体育観光部がスケート連盟に対して調査するとして「ムチ」を持って揺さぶる姿を見て眉間のしわがよったのは、時が時だからだ。とにもかくにもスケート連盟は、選手団を率いてオリンピックという戦場で戦っている最中だ。前線で戦っているところに後方ですべき仕事は、兵士たちを支援して彼らの無事帰還を祈ることだ。戦闘中に指揮官の資格や問題を揺るがして懲らしめると意気込むのは、誰の得になることなのか。他国がそうしていたら私たちは知恵のない子供のようなことをすると言ってあざ笑わなかっただろうか。