統計庁によると、4月の産業生産が前年同期比で横ばい、景気先行指数は下落に転じたという。 設備投資、機械受注・消費財出荷指数など各主要指標に赤信号が灯った。 経常収支は2年ぶりに9億ドルの赤字となった。 すでに5年間もこうしたことが繰り返されているのは情けない。
このみずぼらしい成績表は、どこへ出すにも恥ずかしい。 中国はもちろん、米国・日本をも大きく下回っている。 競争国が好況中の一時的な景気減速(ソフトパッチ)から速やかに脱け出している半面、唯一、韓国だけがダブルディップ(二番底)の憂慮を拭えずにいる。 こうした状況が続けば、経済に対する自信までも失われないか心配だ。