釜山の高校教師4人、女子生徒21人にセクハラ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.05 11:46
釜山(プサン)のある高校教師4人が女子生徒21人に対して不必要に体に触れるなどの行為をしていたことが分かった。こうした行為があった3カ月間、学校、教育庁、校内暴力担当警察はこれを知らなかった。後にこうした事実を知った相談教師は校長に報告したが、警察には申告しなかった。学校側は被害生徒が相談を拒否し、加害者を特定できなかったと主張している。
釜山警察庁によると、釜山A高校2年担当教師B(56)は4月から教室で数人の生徒を相手に不必要な身体接触とセクハラ発言をした。被害女子生徒のうち1人が6月20日に相談教師に伝え、性暴力専門相談教師も確認した。相談教師らは同月26日、「不適切な行為があったが、加害者が誰かは分からない」という趣旨で校長に報告した。校長はこれを教育庁と捜査機関に申告しなかった。関連法によると、性犯罪事実を認知した瞬間に捜査機関に申告することになっている。