「北朝鮮と米国、対話再開のための水面下の接触あった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.31 11:18
米国の元官僚と北朝鮮の高位関係者たちが今年に入ってからドイツのベルリンやシンガポール、中国北京などで会合しながら北核問題を再議論する可能性を打診していたとワシントンポスト(WP)が29日(現地時間)報道した。2011年北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)委員長体制に入ってから北朝鮮と米国の間ではいまだ公式対話がないが、水面下では秘密対話が持続的に行き来していたという話だ。
WPによれば今年2月ドイツのベルリンでは「トラック2(Track 2・民間接触)」を通じて北朝鮮と米国が会っていた。ほかの専門家たちと共にこの非公式会合に参加したジョエル・ウィット元米国務省北朝鮮分析官は今年5月に外相に昇進した当時の李容浩(イ・ヨンホ)外務省副相が参加したと明らかにした。ウィット元分析官は「北側の主な関心事は停戦協定を平和条約に変えるということだった。彼らは平和条約の流れで核武装プログラムについて議論しようと思っていた」と当時の雰囲気を伝えた。