元オキシー代表、検察に出頭し「胸が痛む」…被害者十数人見ても謝罪せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.24 10:21
ジョン・リー元オキシー・レキット・ベンキーザー(現RBコリア)代表(48、米国)が23日に被疑者の身分で検察に出頭した。加湿器殺菌剤被害事件と関連して召喚された初の外国人最高経営責任者(CEO)になった。彼は申鉉宇(シン・ヒョンウ)元オキシー代表(68、逮捕済み)が会社を離れた2005年6月から2010年5月まで代表を務めた。
出頭直前に記者から「被害者に話すことはないか」という質問を受けると、彼は韓国語で「本当に胸が痛いです」と答えた。「製品の有害性を知っていたか」「消費者の副作用を訴える報告を受けていたか」などの質問には英語で「検察の取り調べで私が知っていることを話す」という返事だけ繰り返した。被害者10人余りが彼の周辺にいたが謝罪はしなかった。彼を対象にした調査の後、ソウル中央地検特別捜査チーム関係者は「殺菌剤販売が強行された背景とその過程でリー元代表が担った役割などを問い質した」と話した。