去就を国会に任せた朴大統領…野党「弾劾強行」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 09:54
一瀉千里に進行していた国会の朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾の動きに変数が突出した。朴大統領が29日に発表した3回目の国民向け談話で、国会が決めれば任期を短縮すると宣言したためだ。朴大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)春秋館で「私の大統領職任期短縮を含む進退問題を国会の決定に任せる」とし「与野党が議論し、国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲できる案を作れば、その日程と手続きに基づいて大統領職から退く」と述べた。
朴大統領は「私はもうすべてを手放した」とし「一日も早く大韓民国が混乱から脱して本来の軌道に戻ることを願うだけ」と話した。8日に首相指名権を国会に譲った朴大統領が、今度は自身の去就自体を国会にそのまま渡すという勝負に出た。