法王「慰安婦女性、奴隷のように搾取された」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 07:45
ローマ法王フランシスコは18日、「(日本軍の)侵入当時に少女だった彼女たちが警察署に連れて行かれ、搾取された」とし「そのような苦痛にも尊厳性(dignity)を失わなかった」と述べた。法王は「奴隷状態(enslaved)」という表現も使った。4泊5日間の訪韓日程を終え、ローマに戻る大韓航空チャーター機内で行われた機内記者会見でだ。ソウル明洞聖堂で開かれた「平和と和解のためのミサ」の直前、慰安婦被害者を慰めた時の所感を尋ねる質問に対し、このよう返答した。
法王は韓国の近現代史の苦痛にも言及した。法王は「韓国国民は侵略の屈辱にあい、戦争を経験し、分断の状態にある」とし「歴史的な苦痛にも尊厳性を失わなかった民族」と述べた。
続いて、ミサの前に軍事境界線(DMZ)の鉄条網で作ったイバラの冠を受けたという話もした。そして「分断の苦痛が大きいことを理解する」とし「分断が終わることを祈る」と話した。