韓経:大韓航空、イラン就航を暫定中断

韓経:大韓航空、イラン就航を暫定中断

2017年02月22日09時30分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  大韓航空がイラン路線新規就航計画を中断した。米国・イラン政府間の溝が深まり、ドル取引が制限されるからだ。

  航空業界によると、大韓航空は仁川(インチョン)-テヘラン(イラン)路線新規就航推進作業を暫定中断することにした。大韓航空が昨年3月に国土交通部から受けた仁川(インチョン)-テヘラン路線運輸権(週4回)の使用期限は来月11日まで。それまでに就航しなければ運輸権は取り消しになる。

  大韓航空の関係者は「来月までにテヘラン路線に就航するのは現実的に難しいという結論を出した」とし「金融環境など市場条件が整えばまた就航を検討する」と述べた。

  韓国とイランは1998年に航空協定を締結し、週4回運航できるようになった。しかしその間、韓国航空会社がイランに定期路線を運航したことはほとんどない。市場の需要が少ないからだ。韓国航空会社がイラン行き飛行機を飛ばした事例は1976年の大韓航空貨物機がすべて。イラン航空が運営した仁川-テヘラン路線も2009年の経済制裁で中断した。

  昨年3月の仁川-テヘラン運輸権の配分当時、大韓航空とアシアナ航空の競争は激しかった。イランの経済制裁が解除され、新しい輸出市場として浮上し、旅客および貨物の需要が急増すると予想されたからだ。

  しかし大韓航空が競争に勝って実際に運輸権を受けた後、状況が変わった。米国・イラン政府間の摩擦が大きな問題になった。米国政府は昨年、イランに対する基本制裁は解除したが、金融制裁は維持した。これによるドル取引制限は、輸出入代金をドルでやり取りする国内企業の事業に障害となった。外貨口座の開設もできず送金も難しくなった。トランプ米大統領がイラン制裁を強化する雰囲気も負担となった。

  ひとまず大韓航空は国土部に運輸権使用延期申請をした。国土部はこれを受け入れるかどうか議論中だ。他の航空会社に運輸権を配分する可能性もある。しかしアシアナ航空も当分はイラン進出を検討しないという。
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