【取材日記】罵詈讒謗で汚された朴大統領の母親の誕生行事
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 09:17
29日午前10時、忠清北道沃川郡沃川邑(チュンチョンブクド・オクチョングン・オクチョンウプ)クァンソン会館。朴槿恵(パク・クネ)大統領の母親である故・陸英修(ユク・ヨンス)女史(1925~74)の誕生91周年を祝う崇慕祭が開かれた。行事の開始に先立ち、親朴(朴槿恵寄り)団体の会員と同行事に反対する市民団体の会員の間で大声が行き交った。崇慕祭に反対する「朴槿恵大統領退陣 沃川国民行動」の会員らは「(朴槿恵大統領の退陣世論が熱くなっている)この時局に大統領の母親崇慕祭を開くとは何事だ」と抗議した。これに対し、親朴会員らは「なぜ他人の宴会場にきて嫌がらせをするのか」として反発した。
「独裁者の娘・朴槿恵を拘束せよ」と書かれたプラカードを持って市民団体会員が1人デモを始めると、罵詈讒謗が1時間中飛び交った。市民団体会員20人余りが「沃川郡民の税金が使われている陸英修崇慕祭を直ちに中断せよ」と叫ぶと、親朴団体は「大韓民国万歳」と言って愛国歌で対抗した。