【寄稿】新たな南北関係に向けた旅程=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.31 10:54
2013年2月12日、北朝鮮は3度目の核実験を敢行した。その直後に「韓半島信頼プロセス」の修正を要求する声が多かった。だが、私は政策基調が維持されることを明確にした。信頼プロセスを初めて構想した時から北朝鮮の挑発の可能性を念頭に置いており、挑発に対する妥協と補償という悪循環を断ち切ろうという目的があったためだ。
韓半島信頼プロセスは強力な抑止力を基に北朝鮮の誤った行動には相応の代価を払わせるようにしながらも、北朝鮮が国際社会の責任ある一員になろうと考えるならば確実な機会と支援を提供するというのが核心だ。新政権発足以降、北朝鮮は軍事的威嚇と誹謗を加速化した。4月には開城(ケソン)工業団地への出入りを一方的に遮断する極端な措置まで断行した。当時も水面下での接触を通じ北朝鮮にインセンティブを提供しようという意見が出た。だが、過去そうしたアプローチが多くの副作用をもたらしたため、私は公開的に透明に対話を提案する方法を選択した。