大宇造船、コ・ジェホ社長時代の粉飾会計で4900億ウォンの「成果給祭り」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.08 11:17
前大宇造船海洋社長のコ・ジェホ氏(61)が在任期間(2012~2014年)の事業実績を粉飾した後、成果給名目で役職員に支給した金額が計4900億ウォン(約427億円)に達することが調査された。これはコ氏が在任期間中に会計操作で膨らんだ利益(4500億ウォン)よりも400億ウォン多い。この成果給を大宇造船役職員(1万3000人)1人あたりに換算すると3800万ウォンに達する。
大宇造船海洋の不正を捜査している検察腐敗犯罪特別捜査団(以下、特捜団・団長キム・ギドン)は8日にソウル中央地裁で開かれるコ氏に対する拘束令状の実質審査の時、このような内容を集中的に焦点を当てていく計画だと7日、明らかにした。これに先立ち、特捜団はコ氏を5兆4000億ウォン台の会計操作に対する最終決定者(外部監査法違反など)と見て6日、拘束令状を請求した。