<張成沢氏失脚説>金正日の霊柩車7人のうち軍人は全員姿消す…党員2人だけ残る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.04 15:19
2011年12月30日、最高司令官をはじめ権力の掌握に入った金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の権力強化作業は粛清と人事を通じて行われてきた。1960年代末-70年代初めの金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者確定過程と似ている。
韓国政府の当局者は「2011年12月に金正日が死亡した後、特別な理由なく北の人事が随時見られる」とし「金正日時代に核心地位を享受した人物はほとんど失脚した」と話した。
こうした動きは労働党より軍部で目立った。代表的な例が金正日の葬儀で霊柩車の左側を護衛した軍部の4人、李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長、金英春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長、禹東則(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長(以上、当時の職責)だ。当時、護衛武士と呼ばれた4人の役割は、金正恩時代にも続くだろうという見方が多かった。しかし4人とも金正恩時代に入り、没落の道を歩んだ。