サムスン電子の昨年第４四半期の営業利益は四半期基準で過去最大の４兆７４００億ウォン（Ｆｎガイド集計）前後と予想される。一部証券会社は５兆ウォンを超えるとみている。今年の営業利益も２１兆ウォンを超え年間基準で最高実績を出すものと証券市場専門家は予想している。証券市場専門家はこういう実績のため今後も株価が上昇傾向を継続するとみている。業績があまりにも強く支えており上昇傾向は簡単には衰えにくいという見通しだ。大宇証券のソン氏は、「サムスン電子の企業価値はＬＧ電子やハイニックスなど２位企業と比較できないほど高まった。株価が上がり一部で利益確定売りが出てくることもあるだろうが大きく下がるのは難しいだろう」と話した。

昨年末に未来アセット証券が韓国のファンドマネージャー１８２人を対象にアンケート調査を行った時も回答者の９０％がサムスン電子の今年の平均株価が１００万ウォン以上とした。来年のＫＯＳＰＩ指数を１７００以下とみた保守的なファンドマネージャーや、ＫＯＳＰＩ指数が２３００を超えるとみたマネージャーも全てサムスン電子に対しては楽観した。

ただし昨年末上位圏の投資顧問会社がサムスン電子株式を大挙編入して短期利益実現に出る可能性があるのは短期株価上昇の障害物になりかねない。６日に予定された第４四半期の暫定業績発表はサムスン電子の株価の短期変曲点になるものとみられる。


サムスン電子、時価総額が過去最大１６０兆ウォン超（１）