910億ドル投入した新兵器、北ミサイルが初の目標物?
米国は北朝鮮のミサイル事態をブッシュ行政府が野心的に推進するミサイル防御網(MD)計画をさらに拡充する機会だとしている。
米国防省はすでに2週間前MDシステムを実戦モードに切り替えたと20日(現地時間)、伝えられた。これと同時に東海(トンヘ、日本海)で活動中の米海軍所属最先端イージス艦2隻が北朝鮮の動向を集中的に見張っている。MDシステムは2001年配置以後、ずっと実験モードであり、今までこれを実戦モードに変えたことはなかった。
外信は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)であるテポドンミサイルを試験発射する場合、米国はMDシステムでこれを迎撃する案を検討中だと20日と21日、続けて報道した。ロイター通信は「米官僚がMDシステム稼働を確認した」と報道し、AP通信も「北朝鮮がICBMを発射する場合、米国はこれを太平洋上空で迎撃する案を慎重に検討している」と伝えた。