【社説】「プラス政治」で国難克服する2018年にしなくては=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.12.31 13:04
多事多難という言葉があまりにぴったりだった2017年が暮れ2018年が近づいてきた。2017年の1年間に韓国は内外で世紀的変化と挑戦に直面した。1日で急変する世界は、われわれがこれ以上「安住」するのは厳しい環境に置かれていることを実感させた。
韓国国内では朴槿恵(パク・クネ)前大統領が弾劾され、5月に行われた大統領選挙で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が当選して政権交替に至った。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)は6回目の核実験と長距離ミサイル試験で挑発した。検察は大々的な積弊清算捜査を行った。文大統領の公約に基づく脱原発政策が議論になる中で一時中断された新古里(シンコリ)5・6号機の工事が公論化委員会の勧告により議論の末に再開された。来年の最低賃金が16.4%上昇の1時間当たり7530ウォンに決まり、労働市場の変化をめぐる激しい論争が続いている。どれひとつとしてメガトン級でないものがないほど熱いイシューばかりだった。