“国民の弟”こと俳優のユ・スンホ（２０）が極秘のうちに軍へ入隊した。

ユ・スンホは５日午前、春川（チュンチョン）１０２補充隊に入所した。この日午後、ユ・スンホは自身の公式ファンカフェ（オンラインコミュニティー）を通じて入隊の事実を伝えた。ファンカフェに掲載された短い動画の中でユ・スンホは「こんにちは。皆さんにお伝えしないまま３月５日に入隊することになりました。こうして映像でご挨拶させていただきます。行ってまいります」と話した。

またファンカフェには頭を短くカットする写真まですべて公開した。ユ・スンホはファンカフェに「ほかの隊員たちに迷惑を掛けない方法だと考えました。１０年以上にわたり演技をしながら、ストレスも受け、毎日繰り返しの生活から抜け出したいという気がしてきて新しい経験をしたかったのです。言葉では表現できませんが、私は今、本当にわくわくしています」と、入隊を前にした文を残した。

男性芸能人が満２０歳で軍に入隊するのは異例なことだ。大学・退学院などでの学業を理由に入隊時期を延ばす男性芸能人と比較される部分だ。特にユ・スンホは、人気上昇の勢いに乗っている状況での軍への入隊が目を引く。これに先立ち昨年１２月、ユ・スンホの所属事務所側は「同じ年頃の友人らとほぼ同時期に、国防の義務を遂行するため、来年初めに入隊することにした。俳優である前に韓国の青年として、本人が負っている義務を果たさなければならないという意思が強かった。現役で入隊して国防の義務を果たす」と明らかにしていた。

ユ・スンホはＭＢＣ（文化放送）の水木ドラマ『会いたい』『アラン使道伝』などで活躍し、子役イメージから脱した成人演技者として跳躍しようとしていたところだった。