<栄辱の韓日戦半世紀>(上)サッカー…「絶対に負けられない」77回の戦争でない戦争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.22 10:47
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1954年3月、雪のため泥になったグラウンドで行われた最初の韓日戦(韓国が5-1勝利)。1954年3月7日に東京明治神宮競技場で最初の韓日戦が行われた。韓国のチョン・ナムシク(真ん中)が日本のGKとDFの間で足を伸ばしてゴールを決めている。(写真=大韓サッカー協会)
中央日報は創刊50周年および韓日国交正常化50周年を迎え、特別企画「栄辱の韓日戦半世紀」を準備した。韓日戦には韓国国民の歓呼と嘆き、希望と絶望が溶け込んでいる。サッカーでは「絶対に負けてはいけない」という闘争心が、野球では「必ず追いつく」という強い気持ちがあった。また、韓日戦は韓国が「スポーツ強国」に成長するうえで決定的な影響を及ぼした。韓日戦を振り返ると、両国の過去・現在はもちろん、ともに進むべき未来が見える。
サッカーは韓日戦の中でも特別だ。数十年間にわたりさまざまな面で日本に遅れをとっていた韓国が克日できる唯一の種目だった。1954年3月の大韓民国建国後初めての対戦から61年間に77試合が行われたサッカー韓日戦で、韓国は40勝14敗23分け。