社債の77%がA等級、信用できない韓国の格付け(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.17 09:29
9月27日、格付け会社の韓国企業評価は熊津(ウンジン)ホールディングスの無保証社債の格付けをそれまでの「A-」から「D」に降格した。熊津ホールディングスが前日に法定管理を申請してから1日で評価が「債務償還能力高い」から「債務不履行」に変わったのだ。今年6月まで熊津ホールディングスは「A-」を付け3回にわたり社債を発行した。このほかにも昨年以後ワークアウトや法定管理に入った高麗開発、大韓海運、三換企業なども「投資適格」格付けを維持していたが突然の格付け引き下げを迎えた。
韓国の格付け会社が社債格付け「A」を乱発しているという批判が強まっている。格付けを下げずに上げるばかりの慣行が相変わらずである上、財務諸表だけ見る事後的な評価にとどまったため、社債格付けに“インフレ現象”が現れているのだ。