「国際女性デー」１００年を迎えた８日、世界１００カ国余りで記念行事が開かれた。チリ前大統領のミシェル・バチェレ国連女性担当総裁はこの日声明を出し、「この１００年間に男女差別問題は大きく改善されたが、女性たちが広範囲な差別に苦しめられる現実を考えれば依然として進む道は遠い」と指摘した。国連によると世界的に女性の地位は男性より劣悪だ。世界成人非識字人口の３分の２が女性だ。女性は同じ仕事をしても男性より賃金が低く、相続時も不利益を受けるのが常だ。世界２００カ国余りのうち女性が国家元首を務める国は２８カ国にとどまっている。

米時事週刊誌のニューズウイーク（電子版）は８日、「世界を揺るがす女性１５０人」を選定し発表した。韓国系では米公教育改革を主唱したミッシェル・リー元ワシントンＤＣ教育委員長と北朝鮮飢餓解消のため農業技術と食糧を支援するアグローブサービスインターナショナルのキム・ピルジュ会長が選ばれた。クリントン米国務長官とメルケル独首相、ブラジルのルセフ大統領、ペロシ前米下院議長、バチェレ前チリ大統領も含まれた。先月のエジプト革命に参加した８０歳の女性作家ナワル・エル・サーダウィと２０代ブロガーのサルマ・サイド、２００３年ノーベル平和賞受賞者でイラン民主化活動家のシーリーン・エバーディーも上がった。米テレビプロデューサーのオプラ・ウィンフリー、映画俳優のアンジェリーナ・ジョリーとメリル・ストリープ、２００８年北京五輪で４１歳という年齢で銀メダル３個を獲得した水泳選手ダラ・トーレスも含まれた。イエメン出身の１９歳のカメラマンのアミラ・アルシャリフと、昨年１６歳で最年少女性チェス世界チャンピオンになった中国の候逸凡ら“恐ろしい１０代”の名前も挙がった。
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