北朝鮮「火星15」、何が変わったか…「火星14」と比較してみると(2)

北朝鮮「火星15」、何が変わったか…「火星14」と比較してみると(2)

2017年12月01日11時10分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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これまでの北朝鮮最長距離ミサイル「火星14」
  (3)先が短くなった弾頭=「火星14」の弾頭部分は鉛筆のように先端が尖っていた。弾頭の頂点までの距離も長く細く尖っていたが、「火星15」は先端が短くなった。イ研究委員は「弾頭の部分が尖っていると空気抵抗が減ってスピードが速くなり迎撃の可能性は減るが、そのぶん振動と温度が高まってこれに耐えうる再進入技術を確保するのが難しくなる」とし「これに対して先端が短い場合、速度はやや落ちるがそれだけ安定した飛行が可能になるため、ミサイルを大きくして一般的に適用する形」と説明した。北朝鮮が迎撃に備えて弾頭の中に小さな弾頭を入れる多弾頭型を念頭に置いてこのような形にしたのではないかとの見方もある。

  (4)9軸の移動式発射台=移動式発射台(TEL)も変わった。

  「火星14」の発射台は8本の軸に大型タイヤ16本(1本の軸の両側にタイヤ2本)を装着したトラックだが、「火星15」は9本の軸(18本のタイヤ)を使った。また、ミサイルを垂直に立てるために使うリフト(lift)もこれまでの1つから2つに増やした。シン局長は「ミサイルが重くなった分、重量を分散させるためにタイヤ数を増やしたものとみられる」と分析した。

  一方、この日公表された写真では、ミサイル発射現場に常にいた李炳鉄(リ・ビョンチョル)党軍需工場部第1副部長の姿がなかった。政府当局者は「李炳鉄は昨年8月潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射に成功した後、金正恩(キム・ジョンウン)と向かい合ってたばこを吸っていた人物」としながら「29日の発射現場写真には姿が見られなかったため確認中」と説明した。あわせて「身辺異常というよりは先月初め(7日)の労働党全員会議で軍事政策を総括する中央軍事委員会委員になった点を考慮すると、軍需工場部長に昇進した可能性もある」と付け加えた。

  この日ミサイル発射場には張昌河(チャン・チャンハ)国防科学院長、全日好(チョン・ イルホ)中将(国防科学院所属推定)、趙甬元(チョヨンウォン)党組織指導部副部長、劉進(リュ・ジン)軍需工場部副部長らが同行した。

北朝鮮「火星15」、何が変わったか…「火星14」と比較してみると(1)

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