安倍首相と19秒握手したトランプ米大統領、メルケル独首相とは握手せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.20 09:49
トランプ米大統領とメルケル独首相の最初の首脳会談でぎこちない関係が表れた。トランプ大統領は17日(現地時間)、ホワイトハウスの執務室でメルケル首相と並んで座って写真撮影をしながらもメルケル首相の握手の要請に応じなかった。
カメラマンが握手の場面を要請すると、メルケル首相がトランプ大統領に握手するかどうかを尋ねたが、トランプ大統領は聞こえないような姿で記者だけを見つめた。メルケル首相は当惑した表情だった。トランプ大統領はメイ英首相との会談では手を強く握り、安倍晋三首相とは19秒間も握手した。
ぎこちない雰囲気は両首脳の記者会見場でも見られた。トランプ大統領はオバマ前大統領の盗聴疑惑関連の質問が出ると、「私とメルケル首相は共通点がある」と述べた。米国家安全保障局(NSA)がメルケル首相の電話を盗聴したというスノーデン氏の暴露を連想させる発言をしたのだ。メルケル首相は不快な表情を隠せなかった。