「文大統領、お客さんに転落」…韓国野党、米朝会談に「セルフパッシング」苦言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.01 15:31
先月30日に行われた電撃的な米朝首脳会談に対して野党圏が1日、相次いで批判の声をあげた。米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の会談については評価する一方で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の存在感が不十分だったことを厳しく指摘した。
韓国最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表はこの日、党最高委員会議で「歴史的意味を肯定的に評価しながら今後の交渉が巡航するよう期待する」としつつも「昨日の会談に文在寅大統領が出席できなかったことは極めて残念な部分」と話した。続いて「北朝鮮の通米封南(北朝鮮が米国と接触しながら韓国政府の参与を封じる外交戦略)と米国の自国優先主義の間でまた別の深刻な脅威に直面することになるかもしれない」とした。