<北核実験>文大統領「次元違う措置が必要」…対話から圧力基調へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 08:54
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が4日、「これまでとは次元が違う、北が実感する強力な措置が必要だ」と述べた。文大統領はこの日、安倍首相との電話会談で、「北が自ら対話テーブルに出てくるまで最高水準の圧力と制裁を加えなければいけない」と述べ、このように明らかにしたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。
文大統領はこの日の首席秘書官・補佐官会議では「核実験に関する安保レベルの対応策についてはNSCで議論した」とだけ述べた。しかし青瓦台では「文大統領が『対話』から『圧力』に基調を転換した」という話が出ている。青瓦台関係者は「文大統領は国際社会と制裁・圧力を加えた結果、北が対話テーブルに出てくれば対話をすることが可能だが、今の状況で制裁と圧力のほかには方法がないというのが一貫した立場だった」とし「北の核・ミサイル問題を解決するための手段として先に対話をしようとしたことは全くなかった」と話した。
別の青瓦台関係者は北朝鮮に対する制裁に関し、「原油供給中断や石油製品輸出禁止、北の労働者の送出禁止など、さらに強力な制裁措置が実際に残っていて、これらを含む強力な制裁決議案を推進すると考えればよい」と語った。これは前日に文大統領が指示した「北朝鮮の完全な孤立」のための外交的手段に該当する。