【社説】我慢ならない韓国国防長官の歪んだ性認識

【社説】我慢ならない韓国国防長官の歪んだ性認識

2018年07月10日09時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  過去に「ミニスカート」発言ですでに非難されている宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官がまた歪んだ性認識を表した。宋長官は9日、各軍の性苦衷専門相談官との非公開懇談会で「女性が行動に気をつけなければいけない」と述べた。妻から聞いた話だとして「女性の一生は自分の思い通りにならないことが多い。これを悟らせなければいけない」とも語った。性暴力の加害者でなく被害にあった女性兵に責任があるという発言も時代錯誤的だが、特にこの日の懇談会は相次ぐ軍指揮部の性暴力事故の後、軍内に歪んだ性認識を正すために用意された場ということを考えるべきだった。このような発言をしようと相談官を呼び集めたのかと情けなくなる。

  最近、軍では海軍の准将が部下の女性兵に性的暴行を加えた容疑で拘束され、陸軍の准将がセクハラで職位解除されるなど権力関係による性暴力事故が続いた。これを受け、宋長官は公開的には緊急公職紀綱点検会議まで開いて「権力関係による性暴力の根絶は新たな時代的課題。軍内の誤った性認識を完全に正す」と国民の前で約束した。しかし非公開を前提としたこの日の懇談会では、加害者厳罰の意志どころか、むしろ被害者責任論を浮き彫りにして女性差別的な言葉を並べた。

  この日の発言がメディアに公開されると、国防部は「趣旨が誤って伝えられた」と釈明した。しかし宋長官が相談官に「この子(被害相談者)にそのような面(性暴力被害)があるとすれば、静かに呼んで事前予防教育で予防することが重要だ」と述べたのをみると、単なる失言というよりも根深い女性差別的偏見を表したとみるべきだ。長官がこのような性認識を持っていれば軍を正すことはできない。宋長官は直ちに謝罪をし、性暴力根絶のための実質的な制度の改善に取り組まなければいけない。
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