韓国の家計、過去1年間の海外で30兆ウォン支出

韓国の家計、過去1年間の海外で30兆ウォン支出

2017年10月03日08時17分
[ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版]
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  過去1年間に韓国の家計が海外で消費した金額が30兆ウォン(約3兆円)を超えたことが分かった。

  韓国銀行(韓銀)の統計によると、昨年7月から今年6月まで韓国国内居住者の海外消費支出は30兆2867億ウォンだった。消費支出とは家計が衣食住費、交通費など生活に必要な物・サービスの代価として支払った金額。海外消費支出には国内でインターネットなどを通じて海外の物品を直接購入した場合や会社からの出張など業務で使った金額は含まれない。

  家計海外消費支出を半期(上・下半期)基準でみると、昨年下半期が15兆1905億ウォンと、過去初めて15兆ウォンを超えた。今年上半期(15兆962億ウォン)も15兆ウォンを上回った。昨年下半期は前年同期比7.3%増、今年上半期は9.9%増となった。

  こうした傾向は韓国国民の海外旅行増加によるものと分析される。格安航空会社の路線拡大などで休暇シーズンに海外旅行を楽しむ国民が増えている。韓国観光公社によると、今年上半期の海外旅行客は1262万762人と前年同期比18.7%増えた。

  家計の海外消費は国内消費と比較しても少なくない。昨年下半期から今年上半期までの海外消費支出は国内の通信費支出額(23兆9434億ウォン)に比べ26.5%多かった。また国内交通費支出額(90兆8738億ウォン)の33.3%水準。

  経済成長と国際交流の拡大などを考えると、海外消費の増加は自然な現象と見ることができる。ただ、内需を拡大するには海外旅行客を国内観光地に引き込む必要があるという指摘が提起されてきた。特に中国の「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復」などで国内を訪問する外国人が減り、自営業者が厳しい状況を迎えている。

  政府も対策の準備に取り組んでいる。政府は先月28日の経済関係長官会議で、海外旅行の国内転換を誘導し、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を契機に国内観光を活性化すると明らかにした。
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