◆経済分野

－－安候補は第４次産業革命を強調しているが、むしろ雇用は減るのではないか。

「第４次産業革命に積極的に対応しようという意味だ。単に繰り返される製造業の雇用が減る代わりに、知識情報産業の雇用は増える。たとえば、無人自動車時代にはエンターテインメントと自動車管理サービス業分野の雇用が増える。これに備えて教育をしなければならない。教育革命を不意に強調しているわけではない。韓国が第４次産業革命時代に最もよく適応したモデル国家になるためのカギは教育改革だ」

－－文候補の「公共雇用８１万個」公約を批判している理由は。

「雇用を創り出して経済を生かす主体は民間であり、つまり企業だ。基本哲学が異なる。政府が民間を支援する過程で必要な公共雇用が創り出されるものだが、公共雇用から先に多く作ろうとするのはつじつまが合わない。毎年２０兆ウォン（約１兆９３１４億円）ずつ必要な財政も問題だ。公共機関など準公務員まで合わせれば公務員の割合はより高くなる。必要な予算が（１人当たり）年間２２００万ウォンだとすれば、毎年２０兆ウォン以上がかかる。財源調達はどうするか」

◆社会分野

－－少子化が進んでいる。対策は何か。

「少子化は短期－中期－長期のトリプルトラックでアプローチしなければならない。少子化対策の中心として雇用政策、住居政策を長期的に推進することが求められる。短期的には今年から生産年齢人口が減っているため、女性の経歴断絶がないようにお年寄りの雇用を増やす。中期的には海外同胞問題や移民政策を公論化していく」




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