ヒマラヤの韓国人遺体を収拾…時速100キロのジェット気流に500メートル飛ばされた遠征隊
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.15 08:26
今月12日午前10時30分(現地時間)ごろ、ネパールのグルジャ・ヒマ―ル遠征隊の生死を確認するためにベースキャンプ(海抜3500メートル)に向かった現地捜索隊は、ベースキャンプの手前500メートル地点でネパール人シェルパ1人の遺体を発見した。ベースキャンプから500メートルも離れた地点で遺体が発見されたこともおかしなことだったが、まるで風に吹き飛ばされたかのように片方の足が空に向いていた。
現地で事故を収拾にあたっているチェ・ホンゴン元韓国山岳会会長は14日、中央日報の電話インタビューに対して「捜索隊の説明を聞いても信じられなかった。奇異な事故」と話した。
チェ氏は「テントはキャンプから1キロ離れた地点の木にひっかかっていたほか、遺体や遺品はキャンプから数百メートルにわたってバラバラに散っていた。だが、山崩れや雪崩の形跡がなかったため、事故の原因を風と推定する以外にない状況」と説明した。