サムスン電子副会長「次世代事業はモバイルヘルスケア」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.11 13:31
血糖や心拍数チェックなど比較的簡単な診断はもちろん以前は病院を訪れる必要があった複雑な健康不安の兆候確認まで、携帯用スマート端末でいつでもどこでも可能になるというのがサムスンの目標だ。このためサムスン電子をはじめとするグループ系列会社が足早に動き始めている。サムスン電子だけでも、ITや医療技術が融合したヘルスケア分野で国内で最も多い特許を出願した。特許庁によればサムスン電子が出願した関連特許は106件に達する。SKテレコム(93件)、韓国電子通信研究所(81件)、慶北(キョンブク)大学(44件)、KT(43件)などを上回る数だ。
独自技術の確保とは別にドイツの医療・電子機器企業であるシーメンスとも特許共有(クロスライセンス)交渉に着手した。シーメンスはCT・磁気共鳴画像装置(MRI)など医療機器の全分野でGEとともに特許権を最も多く保有している。