独島の歴史を歪曲する教育を批判…島根県の中学校に手紙書いた韓国の中学生
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.12 08:57
先月中旬、島根県の中学校56校に一通ずつ手紙が届いた。手紙には独島(ドクト、日本名・竹島)がなぜ韓国の領土であるかが説明されていた。日本の生徒たちに正しい歴史を教えてほしいという呼びかけも盛り込まれた。
手紙を送った人は、韓国南部の全南(チョンナム)にある咸平(ハムピョン)中学校3年生のチャン・チャノク君、カン・ホギョン君、パク・アンス君だった。彼らは社会科教師のキム・ヨンベさんの指導の下で歴史探求サークルの活動をしている。チャン君らは3月末から独島問題について関心を持ち始めた。文部科学省が「竹島は日本の領土」という歪められた教育を義務付けている小中学校の社会科学習指導要領を確定した時だ。
これを受け、彼らは独島が韓国領土である理由について資料を探し始めた。「独島はわれわれの土地」と習ったが、根拠を勉強したことはないという考えからだ。独島問題の争点などについて研究した結果、「日本が独島を自国の領土だと主張しているのは韓国の独立を否定する行為であり、侵略戦争の正当性を主張する行為」という結論を出した。