朴大統領「最後のゴールデンタイム」経済59回強調(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.30 09:24
経済回復とともに大統領が強調したのは公務員年金改革だった。朴大統領は、「公務員年金改革が至急だ。年末までに終えられるよう協力してほしい」と話した。公務員に対し「感性的話法」を駆使して参加してほしいと述べた。特に「長い年月にわたり公務員は国の大黒柱の役割をしてきた。いまの犠牲がわれわれの子孫と大韓民国の基盤を生かすものと考え、ぜひ少しずつの犠牲と譲歩をお願いする」とした。それとともに、「公務員のみなさんが理解し改革に参加することを呼び掛けたい」と強調した。青瓦台関係者は、「公務員年金改革の部分は大統領が直接書いた。公務員に対する申し訳ない気持ちも込めた」と話した。
だが、施政演説に先立ち開かれた新政治連合非常対策委会議では批判論が激しかった。文喜相(ムン・ヒサン)非常対策委員長は、「大統領ガイドラインについて当事者との疎通なく軍事作戦をするように押しつけて解決されることではない」と話した。禹潤根(ウ・ユングン)院内代表は、「新政治連合が進まなければならない道は社会的合意を通じた公務員年金改革だ」と主張した。