3000キロメートル圏外の航空母艦打撃…米・露・日・中、極超音速対艦ミサイル競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.11 14:24
米国はロシアと中国の海洋進出に対応して亜音速長距離対艦ミサイル導入で応酬している。現在の米海軍の標準的な対艦ミサイルは「ハープーン」だ。米国はハープーンを飛行中に経路修正が可能なブロックIIと射程距離を300キロメートルに増やしたブロックII+ERに改良中だ。
湾岸戦争などで能力を披露した長距離対地攻撃用巡航ミサイル「トマホーク」も対艦ミサイルに改造されている。「トマホーク」は対艦ミサイルとして使用するために探索器とデータリンクを搭載することになる。対艦ミサイルバージョンの「トマホーク」は2021年から配備される。
戦闘機と爆撃機から発射される新たな対艦ミサイルも配備が始まった。LRASMは米海軍の戦闘機「スーパーホーネット」と米空軍のB-1「ランサー」爆撃機で発射試験を経て、米海軍のF-35C戦闘機にも統合される予定だ。LRASMは米空軍が運用する空中発射巡航ミサイル「JASSM-ER」を対艦ミサイルに改造したのだ。ステルス設計で敵の探知を避け、精密探索器を備えていて艦隊から特定の標的を探せるように開発されたLRASMは最大射程距離が1600キロメートルに及ぶことが分かった。