朴大統領、米・中間で「等距離」外交
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.12 10:31
韓国の大統領専用機「コード1(Code-1)」がブルネイを出発する直前の10日午後4時30分(現地時間)。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が専用機内の記者座席に急いで近づいてきた。機内ではブリーフィングが予定されていた。離陸2時間ほど前のこの日午後2時から、朴槿恵(パク・クネ)大統領がケリー米国務長官、李克強中国首相と2国間会談をしたからだ。
◆ケリー長官、李克強首相との対話内容は非公開
しかしこの関係者は「ブリーフィングはしない」と宣言した。韓・米・中・日関係が微妙な時点で大統領が米国務長官、中国首相と相次いで会談したが、ブリーフィングをしないというのは異例だ。ブリーフィングのキャンセルは、外交部が青瓦台側に強く要求して決定された。ケリー長官、李克強首相との対話内容が公開されてもプラスにならないと判断したのだ。米国・中国に挟まれた韓国の悩みが見える。