光復70周年の韓国映画界、日帝の悲劇に“照準”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.07 15:22
『密偵』を準備中のウィズアスフィルムのチェ・ジェウォン代表は「この頃作られている日帝強制占領期間を背景にした映画は、同時代を扱った以前の映画よりも俳優や監督、資本などの構成要素がはるかに良くなった」として「ハリウッドのメジャースタジオであるワーナーブラザーズもキム・ジウン監督とソン・ガンホ俳優の組み合わせを前提にこの映画の製作に出ることにした」と話した。『暗殺』や『大虎』の場合それぞれ180億ウォン・170億ウォンの製作費が投入され、ハ・ジョンウ、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ(暗殺)、チェ・ミンシク(大虎)など最高の興行俳優たちが総出演する。
日帝時代が私たちの生活に直接的に影響を及ぼした激変期だったため、映画で扱うには十分な素材が多いという分析もある。『解語花』のパク・フンシク監督は「日帝強制占領期間を生きた人々は混在した文化の中でアイデンティティの混乱を経たので映画として扱う素材が多い」として「映画に登場する強制徴集や慰安婦の強制動員などは今でも続いている時代の痛みという点で共感する観客が多いようだ」と話した。