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民族主義が猛威…東北アジアは第1次大戦直前の欧州に似て(3)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.17 16:40
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地域統合を通じて民族主義を克服しようとする欧州ですら、下部民族主義が国家から脱退しようとする多様な動きが現れている。スコットランドでは今年9月、英国からの独立についての国民投票が施行される予定だ。慌てた英国の中央政治勢力は異例の保守・労働・自由民主党が一致協力して、スコットランドが独立する場合はポンド貨幣がずっと使用できないと2月に明らかにした。

スペインでは、バルセロナを中心にしたカタルーニャ民族主義が独立の得失を計算中だ。このケースは、経済が発達したカタルーニャ、特にバルセロナ地域で南米とスペイン内部からの移民が増加する中でカタルーニャのアイデンティティが威嚇されるという認識が民族主義を刺激した。カタルーニャ民族主義のもう1つの特徴は、独立的な言語と教育を強調するという点だ。スペインの首都地域であるカスティーヤとの競争意識のためだ。

 
科学技術の発展は、サイバー民族主義を生んだ。フェイスブックには、ベルギーのフランス語圏とオランダ語権の分割を主張する「ベルギーは存在しない」、ヒンドゥ民族主義の「私はパキスタンを憎悪する」などのネットワークを発見できる。このようにSNSの普遍化は和合と平和に寄与するけれども、同時に憎しみと排他性で1つになった集団に効率的で安い宣伝手段を提供する。

また別の事例だが、「米国のボーダーパトロール」という国境警備ゲームは、メキシコから越境してくる不法移民者を銃で射殺するものだ。結局、最先端の疎通手段を通じて誤ってわい曲された情報と認識がいち早く広がりながら、感情的民族主義の対立は以前よりもたやすくなり、より一層爆発力を持つことになった。

世界化を礼賛した米国のコラムニスト、トーマス・フリードマンは「世界は平らだ」と表現した。しかし保護膜がない平らな世界は、強風と豪雨を避けにくい存在的不安の世の中だ。民族主義談論は、確固たる世界観と歴史観を植えつけて強固な心理的根元を提供するため、不確かな未来や脆弱な現在から逃避しやすい安息の場だ。アイデンティティの政治が世界化時代に何より重要になる理由だ。

民族アイデンティティは、世界が1つになる時代にとってより一層必要だ。それは存在を守る心の柱だからだ。だが民族主義が、民主主義や平和・人権や科学などの普遍的価値や基準から外れてしまえば、深刻で危険な結果を招くようになる。特に憎しみを刺激して衝突を誘発することになれば、大きな不幸と悲劇の種になる。

(中央SUNDAY第366号)


民族主義が激突する東北アジア…韓日中の専門家が分析(1)

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