国のために犠牲になったが…法廷戦までして有功者認定=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.14 14:33
資料がないこともあるが、それなりにある資料もまともに探し出せずにいるという指摘も出ている。参戦関連記録の保存・管理体系も不十分だということだ。有功者認定問題で行政訴訟を提起して勝訴した大部分の韓国戦争の参戦者遺族は「軍に何回か資料を要請してみると、初めは資料がないと言って後から出て来る資料が毎回違う」として「専門家がいないと、どんぶり勘定方式で処理されるようだった」として不満を吐露した。
これに対して国防部関係者は「各軍で回答資料を送ってくれば国防部はこれを集めて伝達する役割をする程度」として「国防部レベルの別途担当部署や人材はいない」と話した。各軍別の有功者業務関連担当者は領官級将校と軍務員など2、3人水準だ。嘆願要請が最も多い陸軍は、記録物管理専門家も配置されていなかった。