【コラム】けしからん最近の若者が政権の運命を握っている=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.29 16:25
この政府は嘘のように現実化した個人主義時代の到来を認めなければならない。いったい尊厳な単独者としての個人は誰というのか。誰かの子供、ある組織の末端の社員でない。細胞の生成と死滅が休む暇もなく進められている生死共存の矛盾の中でも有機体の同一性を維持しながら愛して嫌う感情を享有する神秘な存在だ。奇跡の生命体であり、小さい宇宙であり、尊重されてこそ当然だ。
問題の存在になった20・30世代はこの政権の運命になるだろう。適当に対応すれば、一瞬にして背を向ける。彼らにとって暗号貨幣、合同チームよりさらに深刻なのは雇用だ。若者失業率は9.9%だが、体感失業率は22.7%だ。通貨危機の時より深刻だ。