中国のCG市場にも韓流
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.26 09:42
映画『KUMIHO/千年愛』(1994)と『ソウル・ガーディアンズ/退魔録』(1998)を始まりに韓国映画にCGとVFXが導入されてから、2013年にCG製作費だけで120億ウォン(約11億円)がかかった『ミスターGO!』の登場まで、CG市場は日増しに大きくなっている。情報通信産業振興院によると、今年の韓国のCG市場規模は約300億ウォン。「CG韓流」の風に乗り海外売り上げは2014年に288億ウォン、2015年に437億ウォン、今年が487億ウォン(推定)と、韓国国内よりさらに急な成長を見せている。
特に10年間で年平均40%ずつ高成長している中国映画市場が韓国のCG業界に肯定的要素になっている。中国CG市場は5000億ウォン規模に達する上に、大規模ファンタジージャンルが多く、投入される費用単位が違うためだ。中国企業も地理的近接性と品質に比べ安い価格のおかげで伝統的VFX強国である米国やニュージーランドより韓国企業を好んでいるという。