国のために犠牲になったが…法廷戦までして有功者認定=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.14 14:32
韓国戦争当時の1950年10月、浦項(ポハン)地区戦闘に参戦したイ某氏は、足を負傷して軍病院で治療を受けた。イ氏は除隊後も長い間後遺症に苦しめられ1972年に亡くなった。死亡者も国家有功者と認められるということを少し遅れて知った遺族たちは昨年、国家報勲処にイ氏を国家有功者に認定してほしいとの申請を出した。イ氏の傷痍記章(戦闘など公務執行中に負傷した者に国防部長官名義であたえる星の模様の徽章)の授与番号と兵籍記録表を根拠に提示した。だが報勲処は遺族の申請を拒否した。陸軍本部が送ってきた事実確認書に、イ氏の原状病名(公務上発生した具体的傷部位や病気の名称)が空欄になっていて、傷を治療した病床日誌の記録がないという理由を挙げた。
◆傷痍軍人も軍に負傷記録なければ拒否