【コラム】韓国映画の力…今こそ国格を高められるチャンス(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.08.19 15:54
韓国映画も今国際的に大きなスポットライトを浴びている。これをハリウッドに対して「ハニウッド(Haniwood)」と呼びたい。漢江(ハンガン)の奇跡で起こした韓国の成長を、映画産業につなげていくということだ。インドのボンベイとハリウッドの合成語である「ボリウッド」のように漢江とハリウッドの合成語程度だと考えれば良いだろう。
韓国にきて10年になる私は、2005年に製作された『トンマッコルへようこそ』という韓国映画で外国人出演者を初めて見た。もちろん韓国内の外国人俳優の歴史はさらに遡る。多分、代表的な人物が韓国観光公社社長を歴任したイ・チャム氏ではないかと思う。テレビドラマ『クォン家の娘たち』に出演したことがある。以後、国会に入城したイ・ジャスミン議員が出た『義兄弟』や『ワンドゥギ』のような映画が外国人俳優の全盛時代を導いた。トルコ出身のエネス・カヤが出演した『超能力者』や外国人が大勢登場する『パンガ?パンガ!』も代表的な事例の中の一つだ。『ハイキックシリーズ』に出演したジュリアン・カンも外せない外国人スターだ。