大韓民国芸術院の会員で、ソウル大名誉教授の李鍾祥(イ・ジョンサン、70)氏の独島(トクト、日本名・竹島)の絵の日本展示計画が急遽、取り止めになった。
李画伯は「東京で開催される‘アジアトップギャラリーホテルアートフェア’に独島に関する絵画10点を出品する予定だったが、主催者が“独島以外の絵を展示してほしい”と要求してきた」とし「私は主催者側の趣向に合わせるような作家ではないので、この要求を断り、出品自体をあきらめた」と30日、明らかにした。李画伯は「純粋な美術作品を政治問題とつなげて考えるとは、芸術界ではありえないこと」だと主催者を批判した。