韓国ロッテ会長「朴槿恵から『会長職から退け』と言われるのではないかと思って怖かった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.10 07:48
辛東彬(シン・ドンビン、日本名・重光昭夫)ロッテグループの会長(63)が「朴槿恵(パク・クネ)前大統領から(会長職から)『退け』と言われるのではないかと思って怖かった」と陳述した。
辛会長は9日、ソウル高等法院(高等裁判所に相当)刑事8部(部長判事カン・スンジュン)の審理で開かれた賄賂供与容疑などの公判で「朴前大統領との単独面談(2016年3月14日)当時、免税店特許を請託するような雰囲気ではなかった」と主張した。当時はロッテ一家の経営権紛争に対して世論が悪化し、政府の圧迫が厳しさを増していた時点なので、むしろ朴前大統領が経営権紛争中の自身に対し、会長職から退けと言うのではないかと思い怖かったという趣旨の発言だ。