現代車グループも２１日、全国経済人連合会（全経連）から公式脱退した。これを受け、サムスン、ＬＧ、ＳＫまで含めた４大グループいずれも全経連から離脱することになった。

現代車グループはこの日午前、全経連に脱退届を提出したと明らかにした。現代車と起亜車、現代モービス、現代グロービス、現代カード、現代製鉄など１１系列社が全部脱退する意向を伝えた。

現代車グループはこの間、公式脱退の意向を明らかにしていなかったが、今年から会費納付を見送るなど全経連活動をしないという立場を明らかにしてきた。

今回の決定は最近、ＳＫが公式に全経連から脱退する意向を明らかにしたところ、現代車も全経連で正式に離れる手続きを明らかにする必要があると判断したものとみられる。

これで昨年１２月、ＬＧをはじめサムスン、ＳＫと今回の現代車グループまで韓国４大グループが全部全経連から離脱することになった。

主要企業が脱退することで全経連の崩壊も避けられない見通しだ。

特に、サムスン、現代車、ＳＫ、ＬＧなど４大グループが全経連の全体年間会費４９２億ウォン（約４８億８０００万円、２０１５年基準）のうち７７％程度である約３８０億ウォンを負担していたと推計されている。

全経連は１７日、非公開理事会を通じて社会貢献予算を削減し、今年の予算規模を前年より４０％程度減らした２３５億ウォンと策定した。だが、現代車グループまで脱退することで維持が難しいという見方が多い。